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佐世正勝と浦上の四神明石景親との交戦が起こったのを後方の本陣から見ていた秋上宗信は場の空気が変わるのを察した。
「もしかして正勝さんの所に四神が自ら出たんじゃ?」
そう言う宗信の勘は当たっていた。それに対して部下は「どうします?」と聞く。
「どうするも何も援軍を私自ら連れていきます!残りの部隊は前線で指揮を執る優ちゃんの指示に従ってください!」
急いで出陣の用意をする宗信。
「しかし、あのガキを助ける為に宗信様自ら赴く必要は無いのでは?」
「そんな訳ありません!目の前にいる三村より浦上の方が兵力は多いです!それにここで四神明石景親を討つことが出来れば浦上も士気が下がります!恐らくここが勝負の分かれ目です!」
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