#1 Prolog
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時は、夜。 冬の寒い世界の中で、私は公園のベンチで1人、くるまっていた。 親もいないし、家もない。 中学生だから、働けない。 理由を話しても「可哀想だね。」 ただそれだけで、誰も助けてくれない。 そんな最悪な人生の中で、私はモノクロな世界だった。 そんなモノクロな世界を変えてくれたのは 他でもない、近所の家に住んでいたキミだった─
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