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「よしよし、いい子だ」
「気持ちいいですか」
「和也のご奉仕はいつも最高だよ」
その言葉はお世辞ではない。確かに和也のフェラはいつも良かった。さすが、玩具で練習していただけはある。なので和也が唯一、直哉の余裕を奪い去る方法だった。
直哉の言葉に気を良くしたのか、和也は舌を突き出して首のところを舐め回した。そこが直哉の一番弱いところで、当然和也もそのことを知っている。だからこそ狙ってやっているのだ。
「はぁっ……、そこ、すき……。かずや……、気持いいぜ」
「はぁ……、出すときは、ちゃんと言ってくださいね」
「わかったから、んんっ……」
先端を舐め回されながら、根本は手で扱かれる。そうされると甘い痺れが下半身全体に広がった。眉間を歪ませながら和也を見やると、嬉しそうに笑っているのが癪に障る。いいように翻弄されているような気がして、覚悟しておけと心のなかで叫んでおいた。
「そこ……、ばっか……。もう、やめ……。おかしくなるっ」
イキそうでイケないもどかしさに、直哉が悶る。反射的に閉じた足は和也の頭が邪魔で、なんの意味もなさなかった。逆に片方の手を膝裏に差し込まれ、グッと持ち上げられる。すると直哉の奥まった場所が丸見えになり、物欲しそうにヒクヒクしていることがバレてしまう。
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