81-1.あんドーナツ実食②(マックス《悠花》視点)

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81-1.あんドーナツ実食②(マックス《悠花》視点)

 *・*・*(マックス《悠花(ゆうか)》視点) 「あんドーナツ、あんドーナツよぉおおおおお!」 「騒ぐな、うるさい。あと、言葉遣い」 「これが騒がずにいられないわよ! だって、あんドーナツよ!」 「まあまあ、マックスも落ち着いて。これが美味しそうなパンである事には間違いないけど」  レクターがなだめようとしても、あたしのテンションはフィーバーよ!  だって、前世の子供の頃はハマりまくったパンだもの!  チーちゃん、まさしく神よ! 「まんべんなくまぶされたグラニュー糖……あー、絶対美味しいに決まってるぜこいつぁ!」 「そこまでか?」 「あんたが一口でも食ったら、ハマること間違いなしだな?」 「へー、それなら僕達も先に食べなくちゃ」  なので、いっただきますと手を合わせて。  包み紙ごと手に持ち、まずは目で見て楽しむ。
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