14-贈物

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カイが、自分の膝の上をポンポンと叩いておいでと誘う。 「汗びっしょりだから、汚いしヤダよ~」 「そんなの同じだし、サウナの時の汗って普段のと違うじゃん、気にしないよ」 ホラッと、繋いでる手を引っ張ってくるから、カイの太ももにお尻を乗せて、膝をベンチの上に置く形で腰掛けた。 カイのモノは、落ち着きを取り戻している。 「近い近い、この体勢じゃあ、もっと熱くなっちゃうよ~」 「近くに居たい」 カイが、また胸に手を伸ばしてくる。 「ねぇ、ズルイよ。それ反則だよ」 「だって…水着なんて下着と一緒じゃん。俺には堪らないんだよ」 階段のお尻丸見えより、パンチラのが興奮するカイにはそうなのかもしれないが、ただでさえ熱いし、汗かいてるし、お腹隠したい私の心配事は、気にならないようだ。 少し触られると、私の口とは裏腹にもっと触ってと言わんばかりに乳首が固くなって、感じてしまう…。 「ぁん…、ぁん…はぁ…はぁ、ぁ~はぁ…んっ」 私の腰がつい動いてしまうと、水着の上から指で敏感な部分をなぞってくる。 「ハァ、ハァ、舞華、かわいいよ」 「はぁ、はぁ…んっ、はぁはぁはぁ…ん」 熱くて、酸素も足りなくて、息もいつも以上に荒くなる。 この頭もボッとして、理性も飛びそうなこの状況はやばい。 「あんっ、無理、もう出る!」 サウナ室を後にして、隣のシャワーコーナーへ飛び出した。 カイが追いかけてきて、同じシャワーコーナーへ入っくる。 「やった!俺の勝ち!」 「反則技じゃん」 「あと、シャワー隣にもう1つあるよ」 「いいじゃん、いいじゃん、俺が汗流してあげる」 もうっ、お化粧もすっかり落ちてるし、ちゃんと汗も流したいのに、女心わかってない。
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