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カイのがすぐ反応しちゃうのは仕方ないとしても、大きいから目立ってしまうのが難。
「水風呂入ってきたら?」
そればっかりと言われて、少し反省したのか?
カイは、水風呂に入っておさめている。
冷たい、冷たい!と大きな体で騒ぐその姿がまた可笑しくて、笑ってい見ていると、「笑うとヒキズリコムゾ-」だって。
冷たくて固まりながら棒読みのカイ、ますますおかしいったら。
カイのモノは、すぐに縮こまったようで、時間もないので温泉に入って、30分後に集合することに。
カイといると自然と笑顔が増えてるな。
色々我慢して抑えてる自分が、舞華となって解放されて、そしてとても楽で居られる。
海の見える温泉を独り占め温まりながら、身体と心がリペアされていくのを感じた…。
「お待たせ。温泉気持ちよかった~独り占めだったよ」
「俺も~でも舞華居ないから、つまんない。もっとプールでギリギリまで居た方が良かったよ」
「うん。カイとプールまた行きたいな」
夏の日差しの中、堂々とカイとプールに行ける日は来ないだろうが…。
時間も無いので、サンドイッチでも買って車で食べようという事になっていたが、せっかくだから施設内全部見てから帰ろうと、覗いたレストランからの外の眺めは、また素晴らしい景色だった。
「わぁ~素敵な眺めだね!」と言う私の心を読み取ってか、「お茶だけしようか」
「うん!いいね」
レストランの壁沿いのカウンター席に座って、海を眺める。
「ほんと、今日はありがとう。すごくいい場所教えてもらったよ~」
「お姫様、お気に召していただけたようで何よりです」
カイが、ふざけながら小さな袋のお土産をくれた。
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