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「では行くがよい」
主人公キルアは王の命により、冒険に出発する。
「でも、キルアは魔法を使えないんですよ」
「敵を倒すのに、魔法だけ使うわけにはいくまい。力で倒せば良かろう」
「それじゃ、魔法を覚えた意味が…」
「そうするしかなかろう。では、どうすると言うのだ?」
「それは…」
「武器や防具を買う金は出してやる。それなら魔法を出すことが出来るだろう」
「それは魔法使いしか出来ないのですよ」
「装備できなくても、使うことは出来よう。仲間を見つけるまでは辛抱するのだ」
「はあ。分かりました」
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