デート

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デート

麻実は学校で遥と話していた。 遥『いいねぇ!将来約束された超エリート幹部候補生に 一目惚れされて付き合うなんて素晴らしいじゃない』 麻実『私…大丈夫かな?遊ばれてるんじゃないかと思うよ』 遥『そんなことないっしょ(笑)どこに行きたいんだって?』 麻実『えっ?』 遥『陸海空どこかってこと』 麻実『知らない…』 遥『海上だったら うちの彼の上官になるって可能性があるな』 麻実『遥の彼氏 海上自衛官なの?』 遥『そうだけど?あれ?言ってなかったっけ?』 麻実『知らなかった』 遥『そっか 護衛艦に乗ってるんだってさ』 麻実『ゴエイカン?』 遥『ほら!よくさぁ海のとこに泊まってる灰色のでっかいの あるでしょ?あれだよ!』 麻実『あぁ!なるほど カッコいいね』 遥『話せないことだらけだから大変だよ。 連絡すぐ取れなくなって 音信不通だと思ったら出港してて 急に連絡とれるようになったら帰ってきてるし』 麻実『そうなんだ。』 遥『まぁ 防大生は週末しか外出できないからデートも限られるね しかも 制服デートダメらしいよ?』 麻実『そんなぁ!私休みの日でも制服で出かけちゃうのに』 遥『1年だけだけどね制服外出は』 麻実『不安…どうしよう』
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