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「当たり前じゃん。元気の源だし」
質問に答えながらも。
もしかして白濱さんがなにか言ってくれたのかな?今度京太くんがいない時に聞いてみよ、となにげにそっちを見たら…
驚き顔の白濱さんとバチっと目が合う。
「え、どしたんですかっ?」
「…や、YOSAKOI好きなんですか?」
「はい…
え、もしかして白濱さんも好きなんですかっ?」
「いえ別に」
なんやねーん!
じゃあなんの驚きだったわけっ?
「ただ、来月のYOSAKOI祭りのガイドブック制作に、僕も携わってるんで」
「そーなんですかっ!?
え、すごい白濱さんっ。
なんかいろいろ教えてください!」
「いや別にすごくないし、特に教える事もないですし。
それ以前に…
YOSAKOIってダサくないですか?」
なっにぃ~!
なんて事ゆーんだこの黒濱めっ。
「いやぜんっぜんダサくないですねー。
むしろ、超~絶カッコいいですけどっ。
パンフレット制作に関わってるくせに、YOSAKOIの良さも見つけられなかったんですかっ?」
なんて怒りをぶつける一方で…
それを昔の自分にも向けていた。
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