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すると今度は店長の助け船。
「よーしその辺にしとこーか。
まずお前はお客さんに対して失礼な。
そんで元彼君も、松本は仕事中だからそんくらいで勘弁してくれるか~?」
うう、助かります…
店長神と白濱神をこの先崇拝させていただきますっ。
まぁ白濱さんにはまた恩を売られるんだろーけど…
それから京太くんは、気まずそうにお会計をして帰って行った。
最後に謝りたかったけど…
出された助け船を無駄にしたくなかったし。
再会した日に…
ー「全っ然気にしないでっ?
あたしも悪かったと思うしっ」ー
許して謝ったから、これ以上関わる必要はないのかもと思った。
「じゃあ僕も帰ります。
また原稿が出来たら、アサイー屋台のメニュー表と一緒に持ってきます」
てゆうか…
原稿チェックは店長がするから、白濱さんとまたしばらく会えないんだ?
しかも今月は早く終わったから、3週間くらい会えないんじゃっ?
「あのっ、もうちょっと飲みませんっ?」
「…ずいぶん貪欲になりましたね」
ちっがーう!
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