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テントの中で
彼らはテントの中でランプの灯りを頼りに身を寄せていた。
その中の1人が唐突に話した「なあ、ちょっと怖い話でもしないか？」
ほかの２人は何を言ってるんだといった表情になった。
「おい松島、なんでこんなところで怖い話なんかしなきゃらないんだよ」
「今だからやるのさ、せっかくだから最後に皆で怖い話で盛り上がるのもいいんじゃないか？」
「まあ俺はいいぜ、ちょうどこの間聞いた話があるんだ」
「わかったよ、ただじっとして何もしないよりは面白いかもな」
「それじゃ寺田、さっき聞いた話があるって言ってたな一番手でどうだい？」
「いいぜ、じゃ俺からだ」
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