1 中学校での挫折

1/3
6人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ

1 中学校での挫折

 中学に入学したその日から、明らかに人付き合いができなくなった。  元々子供じみた性質の私には、中学校の少し大人な世界が特別な社会に見えた。  一緒に小学校から上がってきた人たちすら、とても大人に見えて、会話をすることがとても難しく感じた。  小学校で子供な私を可愛がってくれた人だけは自分に構ってくれたので、どうにかその人たちとは関わることができていた。  そんな人たちの中でも、『大人になった』と感じた人とは話せなくなっていく。  もしくは相手が、子供な私をつまらなく感じて離れていったか。  勉強は、五十位までの人間の全てのテストの点数が藁半紙に刷られて配られたので、それに載りたくて頑張った。  でも教室では、構ってくれる人が別のクラスだったので、絵を描いているか小説を書いているか、いつも一人で過ごしていた。  部活は構ってくれた子の一人、ゴトウさんが誘ってくれた部活に入って、一年は真面目に行ってた。  二年からはサボって。  三年では、もう一人構ってくれたナッちゃんが転部してきたので、真面目ではなかったが毎日行っていた気がする。  高校は、合格して入学してみたら、推薦で入ったゴトウさんがいて。     
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!