違和感

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違和感

これは、元々オカルト的な事が好きな俺が経験してしまった恐怖体験である。その時を思い出しながら語ろうと思う... あれは、夏の終わり頃だった。その日はいつも通りの朝で、何事もなくいつも通りの夜を迎えたつもりだった。 その日の夜の帰り道いつもの道、いつも通りの景色なのだが、家の近くにさしかかった時、今いる自分の場所から一歩先の道がボヤけたように見えたが気にしなかった。 (今思えばこの時気付いてれば何事もなかったのかもしれない。) なぜが、その先は静かで人がいるのにいないみたいな感じだった!へんな感じはしたが、その日はかなり疲れていたので早々と家に帰り眠りたかったのでさほど気にしないまま帰路についた。 家につき玄関を開け、早く寝たいので先に風呂に入りでてくると、俺のご飯が用意されていた。 いつもなら食べるか食べないか聞いてくるのにめずらしいなぁ~っと思いつつ、とりあえず食べようとしたがなぜか気持ち悪くなり、その日は食べずに母親にゴメン気持ち悪くてと言い残し床についた。 そして、時刻は深夜2時過ぎ布団に入りウトウトしていると突然身体が動かなくなった! ただ、疲れてる時もたまになるので今回も疲れてるから金縛りっぽくなったのかなーっとか思いながら目を瞑ろうとしたが目も閉じない!本当の金縛りっぽい!ちなみに、何回か体験してるので察したのだが、絶対なにか起きるとゆう確信から怖くなってきた... 疲れているが、目も閉じれないし怖さで目も冴えてきて暗闇の中だけど目もなれてきたのもあって周りを見渡してみると閉じたはずの部屋の扉が開いていた。 そこには無表情で立つ母の姿があった!その顔は生気がなく、目は黒目でこの世の者とは思えないっと思った瞬間、音もなく母が俺の眼前に現れ、その漆黒の黒目と目があった瞬間、とても母の声とは思えないほどの低い声で、なんで食べなかったー!!!っと耳元で言われその日はあまりの恐怖に気を失った! そして、夢の中で死んだはずのじいちゃんに会った!夢の中のじいちゃんは険しい顔で、俺にそこから出なさい、そこの物を食すんじゃない、それと最後にお守り.... っと告げ消えて行く頃には朝になっていたみたいで、携帯のアラームの音で俺は目を覚ました!
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