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クリスマスネオンが輝く夜。今日はクリスマス・イブ。世界中のサンタクロースたちが子供たちのもとへ忙しそうにプレゼントを配り歩いていた。しかしそんな忙しそうに働くサンタクロースをよそに、クリスマスパーティを開こうとしている3人がいた。
キラキラと輝くクリスマスツリー、部屋に漂う香ばしいチキンの香り、暖房の効いた部屋に、赤いモコモコした服に身を包んだ白ひげの男女3人。そう、彼らは今夜大活躍するハズ予定のサンタクロースたちだった。
シオン 「はーい。鶏肉のロース出来たよー!丸焼きー!トッシー好きって言ってたよね?」
トッシー「おう、好き」
シオン 「だと思ったー♪」
-シオンご自慢のクリスマスディナーをトッシーが食べようとしたその時、ミカエルがそのごちそうをトッシーの手から取り上げる。
ミカエル「ちょっと!ちょっと待ってよ。今、鶏肉食べてる場合じゃなくない?」
シオン 「なんで?」
ミカエル「だって、今から仕事に行くわけでしょ?」
シオン 「まだ時間あるよー」
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