ラブレターと愛情過多

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ストーカーとは失礼な。まだそこまでの域に達してないのに。 教室に続く廊下を歩きながら、私は一人そんなことを考えていた。 これが先生にバレたら引きつった顔で110番されることは想像に難くはないけど。 だけどまあ結局は、 「ラブレター取っておいてくれてるのは嬉しかったなあ。」 なし崩しだろうと何だろうと、先生は許してくれるから。 だから今日も私は先生に気持ちをぶつけられるのだ。 「白井おはよ~。」 「ゆーちゃんおはよ。」 「どうだった?」 「また振られた~。」 「あはは、どんまい。」
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