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「じゃぁね」
帰ろうと立った瞬間腕を掴まれベッドに押し倒された。
「なにすんだよ…ーー」
「何ってベッドの上に押し倒されたらする事は1つしかないだろ」
「離せ、僕は帰って寝るの」
「ここで寝ればいい、セックスが終わったらな」
「ふざけんなっ…んっ…ふぁ」
両手を掴まれてて動けない僕の口に舌を入れてくる。
「やめろっ…やだ…やぁ」
僕の言葉は無視される。
昔からそうだった。
キスは首筋に移りジュッと音と共にキスマークを付けられた。
「相変わらず肌気持ちいな、女でもこんな肌してる奴いねぇよ」
と首筋を撫で上げる。
「や、めろよ…そんな事知らない」
「悠里は知らなくていいよ」
と服を捲し上げると鎖骨からお腹の辺りまで指で触り心地を確認するように滑らす。
「んっ…やめろって」
「感じてるくせに」
悪戯に笑いながら乳首の周りを執拗に撫でる。
片手で掴まれている腕をどうにか振りほどこうと力を入れるが緩まない。
「こん…の馬鹿力っ」と罵倒する。
「悠里が力ないだけだろ」口角をあげ笑う。
「動かれると面倒だ」
ベッド横にスーツがかかっている、その中からネクタイを取り僕の腕をベッドに縛り始めた。
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