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このときはまだ平凡な中学校の休み時間だった
「みゆ」
自分の名前が呼ばれたきがした
[なに、そんな大声で急な用事???あさみ」
「ただ話したかっただけ」
親友のあさみはだいぶ長い付き合いでも、
うかれこれ5年ぐらいたっている仲だ
「大声で呼ぶな恥ずかしい」
わたしはそう親友にふくれた顔で答えた
「そんな話よりやっぱり武井のやつ
みゆのことすきだってうわさ仕入れたよ」
聞きたくない事実だ顔が、フットボールアワーの岩尾似の彼は
当然うちの好みではない
「いまさらそんな話し、聞きあきたよ」
「やっぱりつきあうの?」
「あんなバカ 大嫌いと、うわさを広めといてくれない」
「この話題が、おもしろすぎて、様子見ってことで」
たまにかちんとくるが・・・まあ
あさみいいところもあるよ
「あっ瀬戸君、発見 みゆの本命じゃん
かわいそうにまたいつもの女3人でかためてるよ」
「さすがに無理ね」
わたしは黒メガネでガクト似の珍しいタイプの彼にうっとり見つめた
「瀬戸君にアタック失敗例なら1時間ほど情報あるよ」
「いいよみてるだけで」
わたしはそんな彼の遠くから見つめため息をはく
見てるのが、わたしの恋
でも
そのあと罪悪感ですごした
・・・・・・わたしなんで、彼に恋したんだろう
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