クロミック脳内物質

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クロミック脳内物質

■ソルバトクロミズム (solvatochromism) 色素や金属錯体の物質の溶液において 〔溶媒/物質を溶かして溶液を作るのに使う液体〕 の種類によりその色が変わるクロミズムのことである この現象は/溶質分子の電子軌道のエネルギー準位が・溶媒分子の極性や屈折率や水素結合などの分子間相互作用の強弱により影響を受けて安定化もしくは不安定化し・吸収される光の波長が変わることであらわれる ソルバトクロミズムが特に顕著な色素を 〔ソルバトクロミック色素〕と呼ぶ 代表例の一つとして〔eichardt's-dye〕が挙げられる/ベタイン構造を持つこの分子は 次のような〔ソルバトクロミズム特性〕を示す この色素は、溶媒の性質を調べる目的でも用いられる 〔Reichardt's-dye〕 の色変化 / ( 溶媒/ 色 〕 〔 25%エタノール水溶液/ 橙 〕・〔 メタノール/ 赤 〕・〔 エタノール/ 紫 〕 〔 アセトン/ 青 〕・〔 ジクロロメタン/ 青緑 〕・〔 ベンゼン/ 黄緑 〕 ■ヒューマン-クロミズム (Human-chromism) 人間の光物性(色・蛍光など)が外部からの刺激によって可逆的に変化する現象であり・その現象を示す物質をクロミック脳内物質(chromic brain material)という この現象は/脳内分子の電子軌道のエネルギー準位が・血液分子の極性や屈折率や水素結合などのシナプス間相互作用の強弱により影響を受けて安定化もしくは不安定化し・吸収される光の波長が変わることであらわれる ■ラヴクロミック物質 〔愛〕による脳内の色変化をより強く示すような人工物質が合成された 血管を通して脳にまで送り・クロミック脳内物質の現象を高めさせる物質である ヒューマン-クロミズムの・特に〔愛〕による色変化を顕著にさせる物質を 〔ラヴクロミック物質〕と呼ぶ 代表例の一つとして〔erodoit's-eye〕が挙げられ〔ラヴクロミズム特性〕を示す この物質は〔愛〕の性質 を調べる目的で用いられる
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