Episode2 -Bad End-

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ごめんなさい宇野ちゃん_ 自分でメンバーを招集して自分の口から説明した 千「忙しいのに集まってくれてありがとう」 光「そんな暗い話??」 その時宇野ちゃんは黙って下を向いたままだった 千「突然ですが、AAAを辞めます」 男子メンバー5人が一斉に立ち上がった 直「千晃、本当に言ってるの?」 隆「理由はあんの??」 千「理由は大きくわけて2つ、」 「ひとつは、歌うことが怖くなったから。」 「歌うのは好きだし、これからだって歌っていきたい」 「だけど、テレビやライブで歌うのが怖くて仕方ないの。」 このことを言ったら、男子メンバー全員が口を揃えて言ったのは 「相談してよ、」 って、、、相談する頃にはもう遅かったの 実「あともう1つ、、は???」 もう一つの理由はマネージャーさんにも、誰にも言っていない話 メンバーに言うのももちろん初めてだから 反応が少し怖い 千「もうひとつは、、結婚するんです」 そう、前からお付き合いしていた一般の実業家の方と結婚することになった その方は私の悩みも全て打ち明けることが出来るほど、 私もその方には甘えたりも出来るほど、安心出来る方だった AAAもあるアイドルグループとも違って恋愛禁止なわけないし、 結婚するなら結婚したでグループ存続も可能だった だけど、私はAAAを辞める選択をした 実「千晃、、こんなこと言いたくないけど」 「千晃が辞める理由、これだけじゃないよね??もっとあるはずだよ、、」 宇野ちゃんはなんでもお見通し 実「多分だけど、コスメとかプロデュースしてるじゃん?」 「そっちにいきたいんじゃない??千晃のことだから多分そうかも、」 バレバレだ、コスメや服など大好きで、過去にもたくさんプロデュースしてきた だけどAAAの活動もあるから、思った以上時間が取れなかった AAAを辞めれば、プロデュース業にも専念できるし、 悪くいう人も出てこないんじゃないかって心のどこかで思っていた
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