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母は信用してくれず、話も聞かず、罵倒し続け物を投げる。
父は理由も聞かず、殴る、蹴る。
助けて。と全てをさらけ出して話せる友人はいない。兄弟はいない。
こんな時、心のよりどころの【メル友】さえ役には立たない。そう痛感した。
変わらずわたしは、孤独だった。
助けてと言える人はいなかった。もう、心が限界だった。
意を決して、いとこの叔母さんに電話をした。事情を話し
「叔母さんの家に住みたい。家出したい。」
叔母さんは言った。
「じゃあ、家賃払って食費も入れてもらわなきゃ」
母は、叔母がそんな人間だとわかっていたのだ。
お年玉は全て没収される。月のお小遣いは祖母がくれる3000円。バイトをしたいと言っても許されなかった。
無理すぎる話なのだ。
そう、結局母しかいないのだ。
母に謝って許してもらうしかない。顔色を伺って生きていく。悪くなくてもとにかく謝る。「もうしません。ごめんなさい。」
兄弟がいたら違った?
幼なじみがいたら違った?
不良になって街にでるか!こんなデブスの不良はいないや…
死ぬか。どうやって?
答えは全て【母しかいない】になってしまうのだ。
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