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「あ……亮……平……ダ…メ…もう……」
「……ん……まだ……だよ…」
「あ…あ…………」
いつも以上に亮平は私を離さなかった
熱い身体をグイグイとベッドに押しつけ
私の身体を支配する
そんな彼に私も一生懸命追いかける
「……亮平……愛し……てるわ」
何度も何度も高みに昇らされ
白い光に私の意識はどこかに
追いやられてしまった
意識を失う直前に亮平がつぶやいた
「もう絶対離さないから……」
冷たかったシーツはふたりのあつい熱に
すっかり温められてしまっていた
…………………
髪をそっと撫でる亮平の手に目を開く
私をのぞき込む彼の瞳は
とても優しかった
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