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8話
伸介はパソコンを見るのが怖くなっていた。
理由はある連続わいせつ事件の犯人というデマをネットで何者かに流されたため伸介のところには知らない人間からの非難の電話や手紙が殺到していた。
伸介はそのデマを流した人間を憎んでいた。
するとインターホンが鳴った。
そこには友人がいた。
「実は話があるんだけど」心配していた友人が言った。
夢都達はアジトでトランプをしていた。
みんなで楽しんでいると信長が何かを感じた。
「まだ依頼人が来たようだな」
それを聞いた夢都達は仕事の予感がした。
その頃、空達は報酬を分け合っていた。
「しかし救がこの世界に来るなんてな」鮫来が呟いた。
「まぁ潰せばよいだけの話だろ」貴虎は言った。
「だが奴はそんなに甘くない。何故なら奴は凄腕の賞金稼ぎなんだからな」
戒は警戒していた。
「戒、とても警戒しているようだけど」恵令奈が言う。
「当たり前だよ。あいつは狩人だからな」
するとインターホンが鳴った。
出るとそこには伸介がいた。
伸介を中に入れて話を聞く。
伸介のデマの話を聞いた空達は同情した。
「でもこんな事言っても無理ですよね。顔の見えないネットじゃ」
「いや、可能だ。俺たちはそこらの怪盗とは違うからな」空は言った。
それを聞いた伸介は喜びそして依頼を話した後、帰っていった。
「まずは相手の名前を調べないとな」鮫来は言った。
「そうだな。そして奴をぶっ潰さないと」
「そういえばなぜあの魔法使い達、毎回都合よく依頼人の家など俺たちがいる場所にやってくるんだ」牡矢が疑問を言った。
「そういえばそうだな。毎回俺たちが行く場所にあいつらが必ずいる」龍も疑問に思った。
空と恵令奈はすぐに盗聴器がないか探してみるがなかった。
全員が考えると戒が気付いた。
「あいつら魔法使いなら透視能力を持っているかもしれない。だから俺たちの行動も全て把握できているんだ」
それを聞いた全員が納得した。
とりあえず牡矢はネットでその犯人の書き込みのページを開きそして銀のUSBを差し込むと相手の名前が表示された。
犯人は山田彰浩だった。
「やっぱりこのメモリー凄いな。まさに怪盗のアイテムだな」鮫来は笑顔だった。
「そんな事で喜ぶな」戒は鮫来に言った。
そして彰浩の家を特定した。
「なら早速行こうか?」
空達は彰浩の家に向かう。
そして家の中に侵入すると彰浩のパソコンがあった。
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