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『予告する。今夜8時に強盗で手に入れたダイヤの指輪とネックレス、その他を奪いに来る。怪盗ルパン』 「馬鹿馬鹿しい。どうせ子供のいたずらだろ」 男たち7人は家の中で笑いながら馬鹿にしていた。 「やれるものならやって見ろよ。雑魚」 その時、窓が割れて何者かが入って来た。 それはそれぞれ色違いの線が入った黒い服を着ていて全員がサングラスをしていた。 怪盗ルパンだった。 そしてそのルパンは9人いた。 「お前ら予告の時間より1時間早いぞ」男は怒った。 「気が変わったんだろ。とっととダイヤを奪って帰るぞ」赤のルパンが言う。 男たちは襲い掛かるがルパンたちは人間の動きとは思えないほどの身軽さと怪力で男たちは次々と倒していく。 赤のルパンはダイヤを手に取る。 「綺麗だな」 「何している。早くバックに入れるぞ」青のルパンが言う。 赤のルパンはダイヤやネックレスをバックに入れていく。 「もしもし警察ですか?」 黄色のルパンは呑気に警察に電話をする。 「よし行くぞ」 赤のルパンが言うと全員の背中からグライダーが飛び出しそして飛んでいく。 その後、警察がやって来た時には男達だけでルパンたちはいなかった。 男たちは逮捕された。 「ありがとうございます」店の店員はルパンたちにお礼を言う。 「いいのよ。報酬もたくさんもらったし」ピンクのルパンが言う。 そしてルパンたちは帰っていった。 アジトに戻り全員スーツと仮面を脱ぎ休む。 「しかし大変だったな」空は呑気だった。 「お前、もっと早く動けよ」牡矢が怒った。 「仕方ないだろ。綺麗だったんだから」 「確かに分からなくないね。あれ欲しかったし」恵令奈が言った。 龍は報酬を分けていた。 そこに凛が戻って来た。 「果物持ってきた」凛は無表情で言った。 「じゃあ早速」鮫来が食べようとした。 「大事に食べろ」貴寅が止めた。 そこに彩がお風呂から上がって来た。 そして報酬を見て喜ぶ。 「まだ儲かっちゃったね」 「相変わらず金を見ると目が輝くな」戒が挑発する。 「良いじゃない。みんなお金が好きなんだし」彩は怒る。 ここではそれぞれが色違いの服装とサングラスをして怪盗ルパンの仕事をしていた。。 空は赤、牡矢が青、恵令奈が黄色、龍が緑、彩がピンク、鮫来が水色、貴虎がオレンジ、凛が黄緑、戒が紫である。
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