第1章 山田さん

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第1章 山田さん

「はい!青空タクシーです!」 「もしもし、お米屋さん?」(んん?) 「違います。タクシーです。」 「あ、タクシー屋さん?お米屋さんに変わってください。」(うひょー) 「山田さんが お米屋さんに電話しないと、電話は 繋がりませんよ。」 「精米したのを二袋 持ってきてください。」(あちゃー) 「山田さん うちはタクシー屋ですよ」 「タクシーは55-○○○○」 「そうです。それはうちの番号ですけど 山田さん お米屋さんにお電話してくださいね」 「お米屋さんは何番ですか?」(ちょっと待ってね) 「(スマホで調べる) はい、お米屋さんはね 33-△△△△です」 「33-○□△▼?」 山田さんは、何度教えても 違う番号を 言うのでした。
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