0人が本棚に入れています
本棚に追加
12人で干支です
【天界・秀楽園。ここには12人の住人がいる】
子音「がいくん、がいくん!!起きて、大変!!がいくんの大事な金魚が!!」
土亥「……な、何だ!?何が起こった!?」
ガタンッ、バタバタバタバタ、スパーンッ!
【部屋から出て階段を降り、大広間の襖を開ける】
土亥「金造、銀造!!………っていたって普通じゃねぇか!!」
子音「ぷくくくくっ……やばい、吹く……も、無理……あははははははっ!!」
土亥「…………子音、てっめぇ…………。またやりやがったな!このくそ女ぁああああ!!!!」
子音「きゃー、がいくんこわーい、来ないで来ないでー」
土亥「満面の笑みで言いやがって……!!今日こそはぶっ殺す!!!」
子音「あ、流石に神器はやばい」
ボコッ【殴られる】
土亥「…………いっ…てぇ!!」
水戌「亥、五月蝿い。神器しまって。子音も朝からS発動はやめろって言ってるよね」
子音「面白すぎるがいくんが悪い。……ふふっ、思い出しただけで笑える」
土亥「子音、殺す」
水戌「君ら、いい加減にしなよ。馬鹿猿が来るよ」
申炎「だーれーが、馬鹿なんだーわんわん?」
水戌「ほら、猿来た。てか、誰に向かってわんわんとか言ってるわけ?お前より俺のが上だろ」
申炎「馬鹿犬なんかわんわんで充分だ」
水戌「あ?」
申炎「なんだ?やるか?」
ボゴーッ【手刀】
巳毒「貴方達も五月蝿い。喧嘩しないでくれる?毎回止めるの面倒くさい」
未雪「申さん、また喧嘩したんですか……?ダメって言ってるのに……」
申炎「え、未雪…?!待て、誤解だ!水戌が悪いんだよ!」
水戌「他人のせいにするな」
午疾「申ちゃん、せっちゃんには甘いっすね」
巳毒「馬鹿って言われて当然」
水戌「でしょ?」
卯恋「すーいーちゃーん、おーはーよー!!!」
【水戌に飛びつくが、いつも通りかわされる卯恋】
水戌「うん、おはよう」
卯恋「うん、今日も冷たい!!」
天辰「お前たち、席につけ。朝餉だ」
丑蘭「冷めちゃうわよー、早くしてー」
午疾「え、酉ちゃんと雷ちゃんは?」
酉星「もう席についてるんだよ!早くしろ!腹が減った!」
最初のコメントを投稿しよう!