魔導師団と聖騎士団

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「………。」 「明日香さん?やめてあげたらどうかな?ほら…林斗の前だから、沙良も見られたくないと…」 「そう!そうだよお母さん!林斗お兄ちゃんにこんなところ見られたくないからやめて!」 「あら?大丈夫よ。昔から何回も見られてるわ。ねえ?林斗?」 「なあ林斗。一緒にじゃんけんやろうぜ。」 「そうだよ林斗にいちゃん!暇だからやろうよ!」 「林斗お兄ちゃん!お母さん止めて!」 「林斗…俺には明日香さんを止めるのは無理だ…頑張れ。」 「…いいからさっさと飯を食えやぁあ!」 ーーーーー という感じだった。それが、俺たち三つ子が中1、沙良が小6だった時だ。それ以来、飯の時間に騒ぐのはタブーになったんだ。あの時は確か…まだ沙良が林斗への恋を自覚していない時だったか? 「ご馳走さま。林斗、今日も料理美味しかったぞ。」 「では私も。林斗、さっきの調教の映像は撮っときましたから。」 「林斗様。この女性陣の誰かと子供が出来たら報告して下さいね。」 「みんな、頑張ってハッスルするっすよ!あ、その時は言ってくださいっす!俺も、林斗さんのアソコがどれぐらいか気になるので女に戻って一緒にハッスルするっす!では!」 「ガッハッハッハ!あの大人しめな林斗が怒鳴る事があるとはな!意外だったぞ!」 「俺はまた外を放浪してくる。あとで戻ってくるぞ!」 俺たち男性陣は、食器をキッチンにちゃちゃっと重ね置き、食堂を出る。 「待った!ベリアル!本当は女だけど自由に男にもなれるってカミングアウトとその言葉はリビングで話せ!レオン!今夜(いまよる)の8時半だから外に出るな!部屋にいるかリビングにいろ!」 『はーい。』 …まさかベリアルが女だとは…待った。という事は…バステト、ハデス、アスタロト、真里、由利香、柚子葉、マイラ、ミル、黒、ラピルにカミリィ、ニャミラ。妲己にミアーラにボラミールに酒呑童子にカーリー。 凛花に歌恋にメアリーにアイカ、あとベリアルに林斗の多重人格…多い!林斗の奥さんの人数多い!あ、ベリアルが何故入ってるか?林斗とハッスルして惚れない人は今んとこいない。林斗は魅惑的だから。 … 『来んじゃねえ怪物!関わるな!』 『お兄ちゃん!もうやめて!みんな死んじゃう!』 『私、こんな暗徒お兄ちゃん嫌い!帰ってこないで!』 『暗徒にいちゃん…ごめん…』 『触るんじゃねぇ汚物がッ!汚物なら汚物らしくゴミ箱に入ってとけ!』
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