ラテ・アート

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「マスター、今日は話聞いてくれてありがとう。また来るね。」 「はい、またお待ちしてます。」 コーヒー代を払おうとしたが、今日は奢りますとお代は受け取って貰えなかった。 私はマスターに手を振り店を出る。 ねぇマスター。 マスターのおかげで思ったより早く失恋から立ち直れそうだよ。 ハートのラテアート、楽しみにしてるからね。 マスターのいるカフェを外から見つめ私は微笑んだ。
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