天然ノンケの職場事情

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あさみさんの登場で、危機感は強くなったが、久しぶりに一緒に飯食えるなんてラッキー! 涼太の職場から車道を挟んで向かいにあるカフェに入り2階の窓際の席に座った。 涼太はロコモコ丼を、俺はオムライスを注文した。 「あれが例のあさみさんか、確かに美人だな」 涼太が彼女の事をどう思ってるか探りいれとかねえとな。 「だろ、美人だよな~、俺達の4つ上、いいよな年上美人てマジそそられるよな」 やべぇ、早くも突き落とされてんじゃん、俺。 「ちょっと、いや、仕事ではかなり厳しいんだけど、休憩中とかは優しいんだよな~、あんな女とヤレたら最高だよな~」 「おまえさ、そーゆー下品なこと真顔で言うなよ」 やっぱりか、やっぱりあの女でやらしいこと想像してたか、この無神経ポーカーフェイスヤローは。 ムカつくけど、こいつのこういう所が女を遠ざけてる要因でもあるから、俺にとってはありがたい所ではあるんだ・け・ど!だけどあんな余裕のあるお姉様ならそんなとこも許容してしまう可能性はある!なぜなら、こいつはムダにイケメンだからだ。そして普段は一切使わないハニカミを仕事では駆使している。 涼太の笑顔はマジで隕石レベルの破壊力だからな。やべえ、さっきのこいつのハニカミ思い出したらドキドキしてきた。     
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