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最後の一手
涼太の露わになったベビーピンクに魅入っている俺は、その神々しさになかなか手を伸ばせないでいた。
「おい、寝てんのかテメェ、次どうすんだよ?」
涼太の冷めた声で、ハッと我に返る。
涼太くん、その学習意欲の高さはなんだ?意外と勉強熱心なとこあるんだな。学業には一切活かされてなかったけどな。
そんな涼太の意外な一面も、あのドス黒の為なんだと思うと腹が立つ。
俺は涼太をめちゃくちゃに泣かせると決めたんだ、そのミッションを忘れてどうする!
意を決して、俺を待ち構えているであろうベビーピンクの突起にそっと触れた。
「うっ・・・」
涼太の腰が一瞬跳ねる。
すかさず、涼太は声が漏れないように自分の両手で口を塞いだ。
捲りあげたTシャツがずり落ちて来て、愛しのベビーピンクを隠した。
ちっ、邪魔くせえな・・・
「咥えてろ」
俺は再度Tシャツを捲り上げ、口を覆った涼太の手元に持っていく。
両手を離して、現れた小さな口にTシャツの裾を押し込んだ。
自由になった涼太の両手を、俺の足の上に置くように促す。
両脇の隙間をくぐるように腕を差し入れ、背後から抱きつくように涼太の乳首に手を伸ばし、触れる。
Tシャツを咥えているため、今度は声が漏れる事はなかった。
・・・がしかし、この構図、いやらしすぎる。
咄嗟にやってしまった事とはいえ、自分で理性吹っ飛ぶ様な状況に持って行ってしまう自分が憎い。
でも、やるしかねえ。
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