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俺は涼太の頭を捕まえて、その整った顔を自分の股間に押し付けた。
涼太が少し震えた手で俺の下着を下ろし、ゴク、と喉を鳴らす。
戸惑いながら、かたく膨張した俺の一部を握ると、小さな口をめいっぱい開け頬張ろうとするが、半分を口に含んだところで少しえづいて涙を瞳に溜める。
「やっぱいい。ムリすんな、そもそも女はそんなもんついてねえし、それは覚えなくても問題ねえから」
俺は、涼太に対して罪悪感でいっぱいになり、この状況から解放してやりたくなった。
「いやだ、最後まで、やる」
頼むからこれ以上、俺を煽らないでくれ。
頼むから、これ以上俺の罪を深くしないでくれ・・・
友達、という逃げ道をまだ失いたくない。
咥えることが厳しいと思ったのか、反り立つそれの根元から上に向かって何度も涼太が舌を滑らせる。
涼太が俺のものに必死ですがりついている・・・
それだけで、俺は堪らず、ありえないスピードで果ててしまった。
「おい」
「・・・ん?」
絶頂に達した余韻を遮るような、涼太のドスのきいた低い声に閉じていた瞼をうっすら持ち上げる。
「てめえコラ、何してくれてんだよ、クソが」
「あ・・・」
無表情の中に怒りを宿した鋭い目で俺を見る涼太の顔は・・・俺から吐き出された液体にまみれて、髪までベタベタになっていた・・・
やべぇ、詰んだ。
「・・・ごめん、テヘッ」
「・・・コロス」
この後、ポーカーフェイスでブチ切れた涼太に半殺しにされたのは・・・言うまでもない。
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