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「初恋の君」
~ 夢で逢えたら ~
街はずれの並木通りを独りトボトボ歩いていた。
夕映えに銀杏の葉が眩しいくらい金色に輝いている。
まるでドラマの1シーンのように色鮮やかに秋耽る印象的な情景に佇んだ。
すると向こうから自分より少し若そうな女性が歩いて来るのが見えた。
段々に近づいてくるとその女性の姿も夕日の光のシャワーに包まれてる様に
輝いて見えた。
何故か妙に気に掛かり、目の前まで来た時に、女性の顔を見上げた。
「えっ?」驚きと恥じらいが同時に起こり、一瞬でタイムスリップが起きた
様な気がした。
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