ヤシンとカバネ⑥

1 海へ行こう

登場人物

カバネ…この物語の主人公。隻腕の勇者として、そこそこ名の通った雇われ勇者。ヤシンとの出会いやカバネの過去は『屍の勇者』を参照に。ちなみに本当の名はヒカリ。ヤシンと恋人関係になってからというもの、超敏感感度良好な体になり、超天然エロ天使に。甘いお菓子が大好物で、お菓子を与えるとまた別なエロ天使が降臨する。子供っぽいが30歳。

ヤシン…とある小さな村の商家の三男坊にして、経営者。人当たりの良い笑みを浮かべ、人畜無害に見えるが、腹黒絶倫ストーカー。カバネと恋人関係になってからというもの、その絶倫っぷりや変態っぷりが露呈した。かなりお金持ちで、カバネの為なら惜しまず使う。女性に間違われるような可愛い顔をしているが、かなり体術に長けていて馬鹿力の持ち主。しっかり者だけどカバネより3つ下の27歳。

シキミ…ヤシンの幼なじみの薬師。親に薬師の修行に出された挙句に、弟に全てを乗っ取られた家なき子。幼き頃から男にしか興味がなく、ヤシンが初恋の人。だけどカバネに出会い、カバネに恋して、日々2人に付きまとっている。シキミという名は毒草から付けられている。屍という意味のカバネという名で呼ぶのが嫌だと、カバネの事をバネさんと呼ぶ。お調子者の27歳。