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期末テストが終わり、あとは終業式。
期末テストの結果は…トップ10入り間近といったところ。
先輩は今回もトップをキープしている。
私には先輩という強い味方がいる。
先輩が卒業したら私は、どうしたら良いのだろう…って頼り過ぎだよね。
「ふふっ!」
含み笑いに気がついて顔を上げると真子ちゃんニヤニヤしていた。
恥ずかしい…
「クリスマスの予定でも考えてたのかな?」
全くクリスマスは頭になかったけれど、ハッとした。
「そうだ!真子ちゃん、予定ある?」
ちょっと唐突過ぎたのか?
「えっ?な…ないけど…彼氏居ないし…」
驚いたあと、口を尖らせてしまった。
「あのね、空いてたら一緒にクリスマスパーティーしないかな?って…」
そう言うと真子ちゃんの顔がパアッと明るくなった。
「行く行く!どこ?どこでするの?」
真子ちゃんが肩を揺するから私の体がグワングワンと揺れた。
激しいんですけど?
「うちの喫茶店で…」
「結羽ちゃん!」
そう言って私をぎゅうぎゅう抱き締めた。
だから…苦しい…って。
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