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「アッ…、ダメ、部長…ッ!」
彼のシャツにしがみついて、1度目の絶頂を迎えた。脱力して肩で息をしていると、彼が上半身の衣服を脱ぎ捨てた。歳の割に逞しい筋肉が、ボンヤリと見える。
まさか、自分が部長とこんなことになるなんて。前に泊めてもらった時は、不可抗力とはいえ、下着姿を見られてしまった。なのに彼は得意の涼しい顔をしていたから、私の身体になんて興味ないと思っていたのに。
下着を取り払われて、唇が直接そこにも触れた。舌が割れ目を辿り、敏感なところを吸い上げる。
「…ンッ、アッ…、ダメ…!」
逃げ腰になるけど、彼の逞しい腕で捕まれていて、ビクともしない。じっくりと舐められて、2回目の絶頂を迎えた。
今日の私はおかしい。感じすぎている。
久しぶりというのもあるけど、きっと相手が部長だからだ。普段デスクで無表情の彼がこんなことをしていると思うと、恥ずかしいのにとんでもなく興奮した。
それに、部長はそのルックスだから、昔からさぞかしおモテになったんだろう。何だか慣れている。ものすごく慣れている。
まだ落ち着いていないのに、指が容赦なく侵入してきた。1本の指で、中を探っている。
「…ッア!」
良いところに指が当たって思わず声が漏れる。と、指は2本に増やされた。激しいキスとは裏腹に、優しくそこをほぐす指。3回目の絶頂も、あっという間にやって来た。
目が、チカチカする。
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