研究室

人間って？

あれから、何日が経っただろう。
相変わらず、この研究員からの虐待は
続く、文句を言えば
電気を通され
麻酔なしで歯を抜かれ
腕を棒で殴られた
氷水に一時間つけられて
60度に熱されたお湯につけられた
火であぶられた

こいつらは僕らを人間と見ていない
この研究室には他にも多くの人が居た
ろくに食事もなく、睡眠時間もほぼない
他の人たちは皆体は痩せ細り
傷だらけ、他には手錠を足には足枷を
そして最終的に使えなくなったら
毒薬で半殺しにされて殺される
酷い人体実験をされたりもする。

今だにここがどこかもわからない
一人で俯いていると研究員
が言った

「ここは、製薬会社の地下室、お前らは
ここで作られる薬品の人体実験の道具だ」

その男は、他の研究員同様冷たい目だ
研究員は笑いながら言った

「お前らは所詮犯罪者、人権何て無い
だからお前らはこのまま、実験道具に
なっとけばいいんだよお前らは
使い捨てのゴミなんだから」

僕は研究員を睨みつけた、そして決意した
いつか復讐してやると、
研究員は真顔になって言った

「なんだその目は、ゴミが人間に
逆らうな」

この瞬間、手に激痛が走った、
手を見ると手術用のメスが刺さっている
僕は叫ぼうとした、しかし声帯を取られて
いるので叫ばない。
研究員は言った

「わかったか、お前はゴミだ」

そう言うと殴られた、意識が薄れていく
男は牢屋に鍵を閉めてどこかに行った。

次の日

研究員が言った

「お前に面会だぞ」

僕は、薄れている意識の中、面会室に
向かった。
そのには僕を虐待していた、刑務官が居た

「やあ、元気？」