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深い緑に光り輝く黄金の山に生える G J の、耳掻き一杯分も持って帰れないのはかなり切ない。どうせ持って帰れる量は僅かなので、せめて選りすぐりのハイグレードな品質を求め、G J で埋め尽くされたジャングルを二人は奥へと分け行くが……。結局量が多すぎる為、全てを吟味する事など出来る訳もなく、二人は完全に熟し切った B D を撓わに実らせた 近場のG J に目星を付ける。そして光り輝く S M の根元にナイフを振り下ろし、七夕の笹を担ぐように一つの場所へ集めていった。
太陽が頭上へ登り、卍と巴の額からは大粒の汗が滴り落ちる。持って帰れる分の G J を刈り終えると、噎せ返る H Hの香りが充満して、緑の覚醒が黄金に光り輝く G J の山を眺める。ゆっくりと二人は J T のケムリを立ち昇らせては、暫く幻のような G Jジャングルに名残を惜しむように、眼下に無限に広がる緑の曼荼羅を、紅く染まった眼に焼き付ける。
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