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荷台で昼寝をしていたユタが、 G Jを担いで戻って来た二人に気付いて起き上がる。
「そんなもんでいいのか……? 」
そんなもんでと言われても、2メートルを超える G J を15本も軽トラの荷台に積み込めば、半分は外に飛び出した。それにもっと欲しいは欲しいけど、バイクで来ている限りこれ以上は無理だと二人は説明する。
ユタは頷き、「分かった、コンテナへ行こう」と言って運転席へ乗り込む。 G J がはみ出す荷台へ二人が飛び乗ると、軽トラはゆっくりと発進した。
国道へ出ると、ダッシュボードに(パトロール)と書かれたプレートを置くミニバンとすれ違い、卍と巴は凍り付くが、それもユタの知り合いなのか? はみ出す程の G J を満載させた軽トラを運転しながら満面の笑みで、パトロールカーの運転手に手を振って挨拶している。二人は冷や汗ものだったが無事にコンテナへ辿り着くと、ユタは大きな南京錠を外して卍に聞いた。
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