初投稿テストなのですッ

タイトル、ここに入れるんですね！

エブリスタ。
小説を投稿するために偶然見つけたサイトに、自称小説家志望の『ムギ』が足を踏み入れた。
容姿は……わかりやすく茶髪の幼子あたりでいいだろうか。翠色の双眸を輝かせ、口から覗く八重歯が可愛らしく、黒いリボンで結われたツイテが少し大人びて………うん、僕の趣味。ロリコンじゃないけど。

「お、スマホからも入力できるんですねっ。安心しましたね」
ソプラノボイス＿__その方が美少女っぽいので___で呟いたムギ。スマホからサイトにアクセスして、とりあえず会員登録。そして今、思いついたことを書いている。
「おっ、右下に画像挿入がありますね！ それに、改ページも。これは小説っぽい書き方が捗りますッ」
パアッと表情を明るくし、適当にぽちぽちと操作しはじめた。
「試しに書いてみますかー！」

《サンプル ここから》

春。
それは、新しい生活の始まりを予感させる穏やかな風が舞う桜色の季節。
あるものはランドセルを背負い、あるものはセーラー服や学ランを着て、またあるものはスーツを着て。新しい場所、新しい人たちとの出会いの季節でもある。
4月8日。