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「あなた、どこの組織の回し者? この爆破作戦をどこで知り得たのか知らないけど、邪魔はさせないわよ」
「はい……?」
春にはこういう出会いもあるかもしれない。
《サンプル終わり》
趣味で小説を書いていた僕___じゃなかった、ムギちゃんはスマホでの執筆は慣れていたので、サンプル文をスラーッと書きあげてみせた。
「よし、書けました! ……でも困りましたね」
一つのサンプル文を書き上げたのち、保存してから再度開いた時にその不具合は発生した。
「一部の記号が文字化けかぁ」
どうやら普段使っている「?」記号が?に変わってしまうようだ。(多分これを書いていても『』の中は?になってると思うけど)
「むむむっ、困りましたね。『?』記号はよく使うんですけど」
まあ細かいことは気にしない。他に似た記号もあるのだから臨機応変に使ってこう。
「あ、ちなみにサンプルは特にプロットもなく思いついたまま書いたんで続きとかないですよ!」
誰に謝るでもなくペコリと頭を下げるムギちゃん。可愛い。
「とりあえず今回はこんな感じで、練習終わりますッ! 今度は作品でお会いしましょう、それでは!」
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