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菅野がまるで、私を敵のような目で睨んだ…
まるで、旧来の敵のような目で、睨んだのだ…
「…菅野…オマエ…」
今まさに、バージンロードを歩き出す寸前にありながら、まるで、偶然、旧知の宿敵に、あいまみえたような、緊張感が漂った…
これでは、結婚式ではなく決闘だ…
私は思った。
結婚式とは思えない別の種類の緊張が走った…
<続く>
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