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友達に連れられて、慎也にあげるプレゼントを買った。ベタだけど、お揃いのストラップと栞。
本当は、当日に渡したいんだけど…。
不安なまま家に帰って、慎也にクリスマスに何があるのか確認できないまま眠りについた。
目を開けて、最初に携帯を確認する。
慎也からの連絡はなし。
「…お風呂入ろう…。」
どうしていいのかわからないまま、頭を冷やしたくてお風呂に入って部屋着に着替えた。
勝手に楽しみにしてた。
彼の優しさに甘えてたのかもしれない。
考えれば考えるほど、自分が惨めになっていくみたい。
テレビをみても、クリスマス一色。
どうして、付き合ったあとのクリスマスのほうが寂しいんだろう。
浮気は、無いと思う。
慎也のことだから、何か大事なことなんだろうけど。私よりって、バカみたいな事言いそうなる。
一人でいると堂々巡り。
それでも、信じたくて誰かに連絡を取る事も出来ないでいた。
部屋のベッドの上でゴロンとなりながら、何時間がたったんだろう。
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