女性ばかりを狙った通り魔殺人に迫る

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複数なら、矛盾が出てくる。 刺し傷に一致するナイフは、ペティーナイフぐらいの細い物だけだという事! 殺さずに乱暴をしてから、殺している事! 公衆トイレに、複数の人間が入れる事は難しい! そして、何故か長い髪の女性が狙われているのか? そして、何故乱暴な事をしてから殺しているのか? 同じナイフを使って、複数の人間がやっているのか? そんなある日、また事件が起きた。 同じマンションに住んでる住人からだった。 『女性が倒れて、血だらけで死んでる。』 直ぐに向かったが… 何故か、マンションの玄関のドアが開けたままだった。 マンションの中という事で、身元は直ぐにわかった。 被害者は、 村上 綾乃 21才 監視による徹底した指紋や遺留品を探したが… 1つとしてなかった。 やはり、写真からして、髪の毛の長い女性だった。 死亡解剖の結果 B型のDNEが発見された。 帰って来たところで、背中から刺されて乱暴された。 何故、犯人が犯行を直ぐに発見出来るように、ドアを開けていたのか? マンションなら、防犯カメラに映っているのではと思われた。 だか、部屋数の多いマンションだった為に、顔を見知りになる可能性が少なかった。 なので、犯人は出入り出来たのだと思われた。 不審な行動をとる人物の姿は映ってなかった。 短時間で、出入りした人物もいなかった。 そこで、村上が通う大学に向かった。 そこは、医大だった。 そこで、ある刑事は以外な人物が教授としている事に気付いた。 以前に、娘を亡くしている人物だった。 法医学の教授で、知識も豊富だという事で、アリバイを探したが、全ての事件のアリバイが成立した。 その人物の名前は、小松 洋子 47才 事件は、悲惨かつ冷酷なだった。 高校から帰る途中で、拉致されて帰宅しない事から 捜索願いが出されたが… 直ぐに発見することが出来なかった。 そして、ある古びたビルの中で遺体として発見された。 17才の娘 恵理だった。 乱暴されただけでなく、覚醒を注射され! 何日も監禁された被害者 そして、複数だと思われるDNEが見つかった。 ビルの柱から吊るされ、身体中にはナイフで刺したと思われる傷が何ヶ所もあった。 その遺体になった娘の死亡解剖を担当したのが、実の母親だった。 小松は、悩んだと思う。
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