3人が本棚に入れています
本棚に追加
『山川さん、気を落ち着けて聞いてください。
持ってきて頂いた物のDNEと被害者と一致しました。
ご遺体の確認と、引き取りの方手続きをお願いします』
山川の声は震えながら
『わかりました。直ぐに向かいます。』
警察に着いた小川の顔には、悲しみがうかがえるくらいに落胆していた。
迎えに行った捜査員から説明をしたが…
小川には、届いてないように思えた。
テレビでも、新聞でも、(悲惨な被害者)と述べるくらいに
この事件に、妻があうことがないように祈っていた。
遺体安置に着いた時に、捜査員は直視出来ないと思っていたが…
小川は、泣きながら妻である遺体を抱きしめて言った。
『真奈美、ごめんな! あの時に迎えに行くって言ってたら
こんな風に変わり果てた姿にはならなかったのに…
こんな風に、殺される事もなかったのに… 』
小川は、遺体引き取り書にサインして、霊柩車で自宅に戻って行った。
早く、この事件を解決しないといけないと、捜査員全員が心に思った。
小川 真奈美が殺された時刻も、21時から22時の間
この時刻には、何かのメッセージがあるのか?
被害者全員の帰り道の再捜査が開始された。
少しでも、ひとつでも、手掛かりを探す為に、捜査員は
出来る範囲の時間延ばして聞き込みに専念した。
着替えを取りに帰る事なく、聞き込みに専念して
以外な事がわかった。
駅にの一言だった。
『この時刻にいつも滞在しているんですが…あまり長く居
たので、気にしていたら、顔を隠すような仕草をして
ので、声をかけに行こうしたら、居なくなった男がいま
した。』
人相は、30代くらいだったらしい!
着てる服の色は黒
犯人だと思い、駅周辺の防犯カメラの映像と駅の防犯カメラの映像を借りた。
最初のコメントを投稿しよう!