女性ばかりを狙った通り魔殺人に迫る

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『山川さん、気を落ち着けて聞いてください。 持ってきて頂いた物のDNEと被害者と一致しました。 ご遺体の確認と、引き取りの方手続きをお願いします』 山川の声は震えながら 『わかりました。直ぐに向かいます。』 警察に着いた小川の顔には、悲しみがうかがえるくらいに落胆していた。 迎えに行った捜査員から説明をしたが… 小川には、届いてないように思えた。 テレビでも、新聞でも、(悲惨な被害者)と述べるくらいに この事件に、妻があうことがないように祈っていた。 遺体安置に着いた時に、捜査員は直視出来ないと思っていたが… 小川は、泣きながら妻である遺体を抱きしめて言った。 『真奈美、ごめんな! あの時に迎えに行くって言ってたら こんな風に変わり果てた姿にはならなかったのに… こんな風に、殺される事もなかったのに… 』 小川は、遺体引き取り書にサインして、霊柩車で自宅に戻って行った。 早く、この事件を解決しないといけないと、捜査員全員が心に思った。 小川 真奈美が殺された時刻も、21時から22時の間 この時刻には、何かのメッセージがあるのか? 被害者全員の帰り道の再捜査が開始された。 少しでも、ひとつでも、手掛かりを探す為に、捜査員は 出来る範囲の時間延ばして聞き込みに専念した。 着替えを取りに帰る事なく、聞き込みに専念して 以外な事がわかった。 駅にの一言だった。 『この時刻にいつも滞在しているんですが…あまり長く居 たので、気にしていたら、顔を隠すような仕草をして ので、声をかけに行こうしたら、居なくなった男がいま した。』 人相は、30代くらいだったらしい! 着てる服の色は黒 犯人だと思い、駅周辺の防犯カメラの映像と駅の防犯カメラの映像を借りた。
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