踏切幻想

竹書房最恐小説大賞エントリー

井川林檎

ホラー 完結
2時間53分 (103,278文字)
日常の中にその曲がり角は潜んでいて、誰にでもそれが起こりうるのだとしたら。

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あらすじ

鳥海はるかには確かに子供がいた。 一瞬前まで握り合っていた手は気が付いたら空になっており、温もりだけが残る。 踏切の音に振り向くが、愛おしい姿はどこにも見当たらず。 次元から次元への迷い道は日常の中に

感想・レビュー 2

日常にひそむ、孤独と喪失のホラー。 踏み切りの「かあんかあん」という音が読者の不安感をかきたてます。 物語の中心は鳥海はるかとその娘、真央。 ふとした隙に真央が行方不明となり、半狂乱で探すはるか。 し
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井川さんの作品は、一人称の文章で表される主人公の精神世界に、読者を取り込んでしまう引力がありますが、それが今回も遺憾無く発揮されていますね。 展開していくのは一般人の日常(傍から見れば)なのですが、ま
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