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そこでは当然のように怪奇現象が頻発してた。
僕も何度もその場に居合わせたよ。
例えば?…そうだな、誰も触れていないのに物が落ちるとか…人が入って来て無いのに誰かが歩くような床が軋む音がしたりだとか。
その家で猫を飼ってるんだけど、音がする度にその猫が閉めてある入り口の前で止まるんだよね。
外に何かいるとでも言ってるみたいに。
そんな家でも実害は無かったし、霊なんてあまり信じて無かった僕は通い続けた。
毎日毎日夜中まで。何をするわけでもなく、ただダラダラと時間を潰していた。
そんな時だった。1つ異変に気付いた。
毎日同じような時間に、同じように足が痛むんだ。
決まって左足。
必ず夜中の2時くらいに。
体の外じゃなくて内からの痛みって言うのかな…骨から外に向かうような痛み方って言うか…説明し辛い感じ。
それが毎日続いてるって気付いて1週間くらい経ってからかな、友達に言ったんだ。
決まった時間に左足が痛むって。
そうしたらさ、馬鹿な友達だったから心配とかじゃなくて冷やかして来てさ。
取り憑かれてんだよお前!とか
呪われてる!とかって騒ぎ出したんだ。
その日はその家に住んでる友達と近くに住む別の友達と僕の3人。
一頻り騒いだあと、片方の友達がこう言った
写真を撮ろう、と
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