頼れる助手

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「言っときますけど、早織さんのためですからね。私も結婚式に呼ばれているんです。素敵なムービー見せて喜んでもらいたいじゃないですか」 「え、真夏も来るの!?」 まずは驚きが全面に出て、それが喜びに変わっていく、そんな表情だった。 私は恥ずかしくなって目をそらし、おにぎりを食べること再開した。 「……来ちゃ悪いですか。テーブルも絢人さんと同じらしいですから、先輩方だけで盛り上がって仲間はずれにしないで下さいね」 「いや、多分、俺ずっと真夏と話してる自信あるよ」 「それもダメです! 私とはいつでも話せるんですから、皆さんと話してください!」
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