コビトの美術館

『タプロームの守護者』表紙

「タプロームの少女」写真：中建さま

扉絵の小さな写真ではもったいない！
できればパソコンの大きな画面で見ていただきたい写真です。

中建さんの『亜細亜 写真 風土記 1991-2003』からお借りしました。
https://estar.jp/novels/25705187
フォトグラファーでいらっしゃる中建さんが、写真を紹介するフォトエッセイ！
といっても堅苦しくなく、撮った時の状況などを楽しく紹介していらっしゃいます。
時に写真を使った大喜利を開催なさっていて、
第三回大喜利の賞品で、写真一枚使用権をいただき、ひとめぼれのこの写真を選ばせていただきました。

さてタイトルにも使用している、「タプローム」はカンボジアのアンコール遺跡の一つです。
ガジュマルの一種、スポアンの根に抱かれ、自然と同化しつつある遺跡、なんとも魅力的ですよね！
いつか行ってみたいです。

『タプロームの守護者』の主人公ケントは、中建さんのケンをいただいて命名しました。
ヒロインのスレイは、カンボジア遺跡のバンテアイ・スレイという寺院から。

東洋のモナリザと呼ばれる美しいデヴァター像があります。
デヴァターは女神と呼ばれていますが、神官に使える女官や踊り子のことで、遺跡のあちこちに石像やレリーフがあります。特定の女神の名称ではないそうで、ひとりひとり違う顔なのだとか。
スレイに似たデヴァター像もあるかも( ´艸｀)？

中建さま、素敵な写真をお貸しくださって、ありがとうございます(*^-^*)