0人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
男は言う。それとさらに違う声が聞こえる。
「あぁ、そうみたいだな。人族以外の女達もいるしな。」
何もない空間から声が聞こえる。
「ん?何かゴミか?虫けらか?気にくわない声が聞こえるなぁぁ」
明らかに怒りに満ちた不気味な物が言う。
「貴様はなぜ?この神聖な場所に舞い込んだのだ?」「あらゆるものから忌み嫌われた者が!」
銀色の髪の男はいぶかしげな顔をする。
「何か肉の塊みたいなみたいなものが何かしゃべっているな?」
「俺の事がわかるのか?」「なぁ?デス、あいつは俺の事がわかるのか?」
銀色の髪の男は何もない空間に向かいしゃべりかける。
何もない空間からは返事は無い。
突然出来事に女達は驚きの顔をしている。
「むぅぅ、こんな事は聞いていないし、あの方も何も言わなかった。」
「あらゆるもの達から忌み嫌われた存在の貴様がなにようだ!この場所から立ち去れ!忌々しい!」
不気味な生き物はさらに怒鳴り散らす。
銀髪の男は反論しないと思ったが口を開いた。
「そうはいかない。ここにいる娘達の親、そして娘達の国々の王達から依頼されたのだからな。」
「何ぃ!?」
「魔族やエルフ、神族達の王が貴様に頼んだだと!?、ふざけるな!」
最初のコメントを投稿しよう!