#prologue. ???

3/7
前へ
/88ページ
次へ
「来週までに用意出来なかったら、学校中にお前の秘密ばら撒くからな」 「そ、それだけは……!」 女王と兵士は私の(ひみつ)を良く知っていました。 これ以上、私は私の(ひみつ)を誰にも知られてはなりません。 「お前が持ってくりゃ良い話だろ」 「……はい」 「じゃあ、また来週。絶対来いよ」 そう言い残して、女王様と兵士は教室を出て行きました。 ーー窓の方を見ると、もう陽はすっかり落ちかけていました。
/88ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加