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辿り着いたのは、誰も居ない屋上。
幸い今日は下校時間が早い日だった為に、誰にも見つからずに辿り着くことができました。
心地良く、ひんやりとした冷たい風が肌を撫でてくれます。
何だかとても、懐かしい気持ちに私はなりました。
「……とても、素敵な場所ね」
「そうだろう?此処は僕のお気に入りの場所なんだ」
彼は私の方を振り返り、クス、と笑ってみせます。
「さあ、今日は此処で君の話を聞くことにしよう」
私とピーターは柵の近くまで一緒に行き、二人で一緒に陽が沈んでいく様子を眺めながら話をすることにしました。
目の前で、美しい陽が黒色に沈みかけている光景が、とても美しくてーー。
「……私の罪の話を、聞いてくれる?」
「ああ、聞くとも。君が満足するまで話すと良い」
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